大体の人が一度はパン屋になることを夢見る
盆も終わり本格的に暑さが増してきた。
調子どうよ。
俺はあいも変わらず日々を浪費している。
このあいだ、書いた「どんな人間になりたい」の答えが見つかった。
ぼやっとだがなりたいのはふとした時に思い出してくれるような人間になりたいと思っている。
その答えが横道世之介だ。
横道世之介は現実世界にはいない、映画の主人公なのだがこいつが俺の思っているなりたい人間に完全に一致している。
映画なのだがどういう内容かというと
横道世之介が大学進学のため田舎から上京してきて、お人好しな性格や悪気のない図々しさで様々な人と出会いながら日々を過ごしていく。
そして16年後世之介と関わった人たちが世之介のことを思い出し、過去を振り返っていく。
(Wikipedia参照)
ざっくりいうとこんな感じだ。
説明が下手なゆえあまり伝わらないだろうが百聞は一見にしかずなので是非見てくれ。
特に大学生は大学生のうちに見てくれ。
160分と最初は見るのがおっくうになる程長いが見てみれば世之介の日常は息をするかのようにすぎていく。そしてなんといっても吉高由里子が可愛すぎる。そのほかにも世之介と関わる人たち一人一人にしっかりとした個性があって飽きない。
また、周りの人の影響で少しずつではあるが横道世之介という人間が変化していくのも本当に面白い。
環境であったり関係が年月が経っていくうちに変わって行ってしまうがそれでも世之介の周りの人間の中の「横道世之介像」は変わることなくずっとそのままで思い出すたびに笑みが溢れてしまう。
本当にそんな人間になりたいと改めて思った。
某有名マンガの○ンピースでも
トナカイの師匠が言ってたけど
人は忘れられた時が死ぬことと同じくらいに悲しいことだと思う。
見てすぐの感情で書いたのでごちゃごちゃ。
でも本当によかった。
ASIAN KUNG-FU GENERATION/今を生きて