泣くな、セミ!泣きたいのは俺だ

夏、いよいよ始まった感がある。

暑い日が続いている。みんな調子どうよ。

毎朝ぎゅうぎゅうの電車内でサラリーマンのおっさんの吐息を全身で受け止めながら出社し、ハムスターが滑車の中で爆走するかの如く働き、歩くこともままならずほふく前進で退勤。帰りの電車では寝過ごしたり、おっさんの肩枕役をしたりなどで帰宅。風呂に入り飯を食って低俗なYouTubeを見て「まだ、こいつよりかはましか、、」とか思いながら眠りにつく。こんな生活を送っていると季節感も薄れていき、しまいには何も感じなくなってしまうのではないかと思うほどに心がすり減っていっている気がする。南無俺。

唯一、朝出勤する道で住宅街を通る時におばちゃんが水撒きをしていたり、蚊取り線香のにおいがしたりすると「あぁ、もう夏なのか」と感じる。

 

こんな感じで歳をとっていき、死ぬぐらいならいっそ花火になって一瞬でもいいから輝いてから死にたいものだ。俺が輝いていた頃なんて小4で最後だった。バレンタインを7個もらって、その全てを家族に食べてもらっている時は完全に「俺の時代」だった。あの時が花沢類の髪型にする最後のチャンスだったのかもしれない。直毛だから無理か、、。そんな人の気持ちをむげに扱うやつの時代なんて続くこともなく、翌年からは0個だった。アーメン俺。あの時が1番輝いていたならせいぜいいいとこ手持ち花火レベルの人生だな。

 

「何かしたい!!」と思うよりかここ数年は「何かをしなくちゃ」と思ってしまうのがここ数年の夏な気がする。

 

まだまだ真夏のピークは過ぎ去ることもなくこれからどんどん暑くなっていく。俺の人生のピークはとうに終わったのに、、、

 

なんとかしなくちゃ/Helsinki Lambda Club